1.労働者派遣とは
主な派遣法改正の歴史・・・これまでの改正の大きな流れです
2015年(平成27年)
3月13日:通常国会に改正労働者派遣法案を提出。
9月11日:成立 9月30日施行
27年改正の概要はこちら
2014年(平成26年)
1月29日:労働政策審議会は厚生労働大臣に対し、労働者派遣制度の改正について建議。
3月11日:通常国会に改正労働者派遣法案を提出。
6月20日:条文の作成ミスにより、成立断念。一旦廃案となる。
9月29日:臨時国会に、改正法案提出。
11月14日:臨時国会での改正を断念。
2013年(平成25年)
8月30日:労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会で、新たな改正についての審議開始。
2012年(平成24年)
3月8日:12月の修正内容で、衆議院本会議通過。
3月28日:参議院本会議通過、成立。
4月6日:公布
8月10日:施行令公布
10月1日:施行 (労働契約申込みなし制度については、27年10月1日施行)
2011年(平成23年)
12月:内容を修正することで合意し、衆議院厚生労働委員会通過。翌日の衆議院本会議で通る予定だったが、一転、本会議中止。臨時国会終了で、またもや継続審議扱い。
2010年(平成22年)
2月:改正派遣法案要綱を労働政策審議会に諮問
「専門26業務派遣適正化プラン(通称長妻プラン)」による
指導開始3月:改正派遣法案を国会へ提出
4月:国会での審議始まる
6月:通常国会の会期終了 衆議院厚生労働委員会継続審議扱い
2009年(平成21年)
6月:野党(民主・社民・国民)が改正案を共同提出
7月:衆議院解散により、政府案、野党案ともに廃案
10月:長妻厚生労働大臣が労働政策審議会に諮問
12月:審議会が答申
2008年(平成20年)
改正派遣法案を国会へ提出
2007年(平成19年)
製造派遣の期間延長 最長3年まで
2004年(平成16年)
3月1日:改正派遣法施行
期間要件緩和 対象業務の拡大(製造派遣解禁等)
2003年(平成15年)
医業関係の業務が部分的に認められた
(対象業務の拡大)
1999年(平成11年)
除外業務以外は 派遣の対象業務とする
(ネガティブリスト)
1985年(昭和60年)
労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(昭和六十年七月五日法律第八十八号)
派遣の対象は「13の業務」のみ (ポジティブリスト)
その後、徐々に対象業務が増え、最終的には26の業務が対象となる。